マスターの独り言
2023 / 05 / 18 16:46
グレンゴイン レガシー チャプター3

グレンゴイン レガシー チャプター3
グレンゴイン蒸留所は、
グラスゴー近郊のちょうど
ハイランド地方とローランド地方の
境界線上にあります。
創業は1833年で
ジョージ・コネル氏によって
蒸留所が建設。
その後1876年にグラスゴーを
本拠とするラングブラザーズ社に買収、
1960年代には大手の
エドリントングループの傘下へ。
そして2003年、
イアンマクロード社が蒸留所を買収し、
大手メーカーに属さない
独立系の蒸留所として
現在に至っています。
イアンマクロード社が
経営権を取得してからも、
その創業当初からのウイスキーの
スタイルは何も変わること無く、
現在のスタッフに受け継がれています。
このレガシーシリーズは、
創業から現在に至るまでに
功績を残した人々に
スポットライトを当て、
彼らの「遺産」(レガシー)を
受け継いでいくという
意味を込めた限定品。
その最終リリースとなる第3弾は、
1900年代前半にグレンゴイン蒸留所に
政府の保税管理官として常駐していた
アーサー・ジョン・テダー氏に
敬意を表してリリース。
彼はその当時グレンゴイン蒸留所に
居ながら現在のスコッチウイスキーの
規則の元となる概念を
考え出した人物なのです。
熟成に使用した樽は、
ファーストフィルバーボン樽が22%、
アメリカンオークシェリー樽が32%、
ヨーロピアンオークシェリー樽が8%、
残り38%がリフィルシェリー樽と
リフィルバーボン樽という
構成になっています。
ノーカラーリング&アンチルフィルター
48度で瓶詰め。
是非ご賞味下さい!
2023 / 05 / 11 18:00
静岡蒸留所 プライベートカスク

静岡蒸留所
プライベートカスク2017-2023
エイコーンさん(ウイスキープラス)の
プライベートカスク。
2016年10月28日にウイスキー製造を
開始した静岡蒸溜所は、
自然の恵みによって産まれ、育まれた
ジャパニーズ・ウイスキーとして、
日本国内はもとより
世界中で愛される
原酒づくりに取り組んでいます。
静岡市産の杉材の発酵槽や、
地元の薪の火で蒸溜する
ポットスチルなど、
オクシズで育った
ヒノキをふんだんに用い、
自然と一体になった蒸溜所では、
加熱方法や形状の違う
2基の初留用の蒸留機を使い分け、
全く異なる個性を持った
2種類の原酒を機単位で
予約購入ができる
『プライベートカスク』システムを
創業当初より実施してきました。
是非ご賞味下さい!
2023 / 05 / 01 16:00
アベラワー アブーナ アルバ

5月もよろしくお願い致します!
アベラワー アブーナ アルバ
「A’BUNADHA(アブーナ)」とは
ゲール語で“起源”を意味し、
「ALBA(アルバ)」はゲール語で
“スコットランド”、
ラテン語で“ホワイトオーク
(Quercus Alba)”の2つの意味。
これらを名に持つ
『アベラワー アブーナ アルバ』は、
創業者のジェームス・フレミングをはじめ、
ウイスキー造りの先人たちの功績を称え、
19世紀の創業当時と同じ
ハンドメイド製法で造られ、
厳選したファーストフィルの
アメリカンホワイトオーク樽のみで熟成。
カスクストレングス
(加水をせず樽出しそのままの度数)で
ボトリングし、冷却濾過をしない
ノン・チルフィルタリングによって、
本来のフレーバーをそのまま生かした
極めてナチュラルなスタイルのウイスキー。
トフィーアップルとアメリカンアップルパイ、
そしてニューメイクスピリッツの
軽やかなフローラルノートが
非常に良いバランスで調和し、
甘い後味の中にもスパイシーさが感じられる、
フルーティーでフローラルな
味わいをお愉しみいただけます。
創業当時のハンドメイド製法と
熟成樽にこだわって造られた
シングルモルトスコッチウイスキー
『アベラワー アブーナ アルバ』の
豊かな味わいをぜひお愉しみください!
今宵も素敵なひとときを…
2023 / 04 / 25 19:32
デフォード ドックヤード リザーヴ パッサーズラム

デフォード ドックヤード リザーヴ
パッサーズラム
デフォードは、ヘンリー8世によって
1513年に設立されたデフォード
ロイヤルドックヤードと並んで
設立され300年間にわたって
イギリス海軍の主要な造船所であった。
1742年にはスピリッツ貯蔵庫にもなり、
敷地内にて膨大な量のラム酒を
ブレンドしましたが、
初期の仕様については
ほとんど知られていない。
デフォードの
マスターブレンダーによって
作られたブレンドは、
イギリス海軍全体で
「パッサーズラム」
(「パーサー」という言葉から派生)
して知られるようになり、
高く評価されるようになった。
ブラックトットデー
1970年7月31日イギリス海軍での
ラム配給廃止となった日)
52周年を記念して、
今回この限定版の
デフォード
ドックヤード リザーヴがリリース。
このリザーヴはガイアナ(デメララ)、
トリニダードからの熟成された
高エステルラムとバルバドス、
ジャマイカのラムをブレンドしたもの。
・国内入荷300本限定
是非ご賞味下さい!
2023 / 04 / 20 16:00
2023年 モヒートはじめました

2023年「モヒート」はじめました!
モヒート(mojito)とは、
ラムをベースとした冷たいタイプの
ロングドリンクに分類される
キューバのハバナが発祥のカクテル。
その歴史は16世紀に遡り、
当時 “Draque(ドラケ)”と呼ばれる
モヒートの前身となる飲み物が
あったという記録がある。
ドラケはサトウキビの蒸留酒
「アグアルディエンテ」と、
砂糖、ミント、ライムを
原料としており、ほとんど現在のモヒートと
変わらない飲み物だったようだ。
19世紀後半、ドン・ファクンド・バカルディに
よって生み出された
ホワイトラム、バカルディが
キューバ国内で流行し、
ドラケのレシピに使用されていた
アグアルディエンテがバカルディに
切り替えられて、
モヒートという人気カクテルとなった。
ただし、本場キューバでは
現在バカルディ社のラムは
使用されていない。
元々キューバを代表する
メーカーだったバカルディ社だが、
キューバ革命以降バカルディ社は
キューバから撤退し、
社会主義のキューバでは
販売されなくなった。
つまり、バカルディのラムは
キューバのラムではないのである。
本場キューバでは
ハバナ・クラブのラムが
使用されることが一般的。
モヒートの語源は、
スペイン語のmojar (濡らす)という説や
スペイン領のカナリア諸島で
作られ移民によりカリブ諸国に
伝わったソース “mojo(モホ)”に
由来するという説、
またブードゥー教の「魔力」を
意味する“mojo”という
言葉から来ているという説、
などが挙げられる。